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●霜取り運転(除霜運転)とは?
室外機に霜が付いた場合には、熱交換の効率(暖房感)が更に低下しますので、一時的に暖房運転を停止し、室外機に付着した霜を氷解させる運転(霜取り運転)を、一回あたり最長約15分程度行います。外気温により、霜取り運転に入るタイミングは異なります。 なお、霜取動作が終わると自動的に暖房運転を再開します。
※霜取り運転時は、以下の症状が出る場合がございますが、正常な動作でございますので、ご安心ください。
・室内機の温風が一時的に停止する
・室外機から水や湯気が出る
・冷媒の流れが切り替わるときに「プシュー」という音がする
・「シュルシュル」といった冷媒が流れる音がする
●なぜ、室外機の熱交換器に霜が付くのですか?
他社製品も含めエアコンは、他の暖房器具(ガス暖房・灯油暖房等)と違い冷媒ガスを用いて、暖房運転時は屋外の熱を拾い、室内に熱を運ぶというヒートポンプ方式になっております。 家の外の気温は低く寒いのですが、室外の熱交換器は、暖房をするために、さらに冷たくなります。 その結果、家の外の空気中のわずかな水分が、冷たい熱交換器に触れたときに結露し凍ついて霜となってしまうためです。
※雪の日には、室外機が雪を吸込んだ結果、熱交換器に雪や霜がたくさん付いてしまう場合もあります。
●なぜ、霜をとかす運転が必要ですか?
エアコンは、冷媒ガスを用いて、暖房運転時は屋外の熱を拾い、室内に熱を運ぶというヒートポンプ方式になっております。 熱交換器の表面に霜がついていると、熱交換器で空気中の熱を吸熱するはずが、熱交換機が霜でおおわれ、霜に阻まれてしまって風通しも悪くなり、吸熱の効率が悪くなってしまうためです。
※お湯や水をかけたりすると、水が室外機のあちこちに入り込み、水が凍る際に膨張して部品を破損させたり、室外機の底に分厚い氷ができたりしてファンの回転を妨げる場合があります。
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